京都の紅葉の名所は、見頃になるととても混み合います。そのうえ、モデル撮影を断っているお寺も少なくありません。そこでこの記事では、関西の紅葉の穴場を6つ、撮影ルールとあわせて紹介します。
なお、情報は2026年10月時点のものです。ルールは変わることがあるので、出かける前に各公式サイトで確認してください。有名なスポットは、関西の紅葉ポートレートの記事で紹介しています。
また、東京の穴場は、東京の紅葉の穴場の記事で紹介しています。
穴場でも、撮影ルールは確認しよう
人が少ない場所でも、撮影のルールは場所ごとに違います。たとえば、関西の公園の多くは、お金のやり取りがある撮影にだけ許可を求めています。一方で、お寺は三脚やモデル撮影を独自に制限していることがあります。
また、撮影許可やマナーの基本は、撮影場所の探し方の記事でも紹介しています。
1. 服部緑地(大阪府豊中市)
服部緑地は、大阪の北部にある広い府営公園です。園内が広いので、人の少ない場所を選んで撮れます。
- 見頃:例年11月下旬から12月上旬
- 撮影ルール:営利を目的としない、少人数での個人的な撮影は、申請も使用料もいりません
- コスプレ:個人の趣味の小規模な撮影なら、手続きは不要です
- 着替え:テニスセンターの更衣室を使えます(9時から17時)
- 最寄り駅:北大阪急行 緑地公園駅から徒歩5分
ただし、前撮りなど営利目的の撮影は、事前の申請と使用料が必要です。また、刃物や銃に見える小道具は控えるよう案内されています。
2. 神戸市立森林植物園(神戸市北区)
六甲山の森の中にある植物園で、世界のさまざまな木が色づきます。秋は「もみじ散策」の期間になります。
- もみじ散策:10月31日から12月6日
- 撮影ルール:大人数の撮影会や商用の撮影、カメラマンやスタッフを雇う撮影は、事前の申請が必要です
- 前撮り:申請すれば撮影できます
- コスプレ:事前に電話で申し出れば撮影できます
- 注意:着替える場所はありません。駐車場やトイレで着替えることもできません
- 最寄り駅:神戸電鉄 北鈴蘭台駅から無料送迎バスで約10分
なお、もみじ散策の期間中の土日祝は、車の道路がとても混み合います。そのため、電車と送迎バスで行くのがおすすめです。
3. 善峯寺(京都市西京区)
西山の中腹にある善峯寺は、境内から京都の街を見渡せるお寺です。お寺によると、紅葉の時期の週末でも、駐車場の待ち時間は5分ほどです。
- 見頃:11月中旬から12月上旬
- 撮影ルール:婚礼衣装や営利目的の撮影、照明やパネルなどの機材、小道具を使う撮影は、事前の申請が必要です
- 注意:コスプレ撮影はできません。11月10日から30日の土日祝は、三脚と一脚も使えません
- 拝観料:大人500円
- アクセス:JR向日町駅などからバスで「灰方」下車、徒歩約43分
ただし、善峯寺行きの直通バスは2025年に廃止されました。駅からはタクシーか車が便利です。
4. 三室戸寺(京都府宇治市)
三室戸寺は、お寺自身が「穴場的紅葉名所」と紹介している宇治のお寺です。特に、三重塔のまわりの紅葉が見どころです。
- 見頃:11月下旬から12月上旬
- 撮影ルール:三脚を使った撮影は禁止です
- 注意:モデル撮影や前撮りについては、公式サイトに案内がありません。事前に電話で確認しましょう
- 拝観料:大人1,000円。拝観は8時30分から15時10分までです
- 最寄り駅:京阪 三室戸駅から徒歩15分
なお、拝観は15時10分までなので、午前中に撮り始めるのがおすすめです。
5. 摂津峡のもみじ谷(大阪府高槻市)
高槻市観光協会が「知る人ぞ知る、北摂の紅葉スポット」と紹介する渓谷です。谷から見上げると、紅葉が一面に広がります。
- 見頃:例年11月下旬から12月上旬
- 撮影ルール:摂津峡公園で写真を仕事として撮る場合は、高槻市の許可が必要です
- 注意:岩場の多い渓谷なので、歩きやすい靴で行きましょう
- 最寄り駅:JR高槻駅の北口から市営バスで「塚脇」下車、徒歩10分
6. 正暦寺(奈良市)
正暦寺には、3,000本を超える楓があります。また、秋は山あいの境内が錦のような色に染まります。
- 見頃:例年11月中旬から12月上旬
- 撮影ルール:建物の外での撮影はできますが、三脚は禁止です。本堂と福寿院の建物の中では、撮影できません
- 注意:モデル撮影や前撮りについては、公式サイトに案内がありません。事前に確認しましょう
- 特別拝観:11月3日から12月6日は秋の特別拝観で、特別拝観料がかかります。11月12日までは、本堂の境内に入れません
- アクセス:11月14日から29日は、JR奈良駅と近鉄奈良駅から臨時バスが毎日出ます
穴場でも、撮影を断っているお寺
人が少ないお寺でも、モデル撮影を断っているところがあります。たとえば、次の2つは公式に案内しています。
- 楊谷寺(京都府長岡京市):個人からの撮影会やモデル撮影の申し込みは、原則として受け付けていません。三脚やレフ板などの機材も、原則として断っています
- 教林坊(滋賀県近江八幡市):結婚式や成人式の前撮りは、秋の拝観日は混雑のため断っています
そのため、穴場のお寺で人物を撮りたいときも、必ず事前に確認しましょう。
関西の紅葉の穴場で撮るコツ
- 平日に行く:穴場でも、見頃の週末は人が増えます
- 服の色を選ぶ:赤や黄色の紅葉には、白やベージュ、紺などの落ち着いた色が映えます
- 早めに始める:11月下旬の京都は、16時45分ごろに日が沈みます。山あいでは、さらに早く暗くなります
- 交通を調べる:山のお寺は、バスの本数が少ないことがあります
撮影場所はモデルと一緒に決めよう
特に穴場は、駅から遠い場所もあります。そのため、移動や着替えの場所も含めて、カメラマンとモデルの打ち合わせで一緒に決めましょう。打ち合わせで決めておきたいことは、はじめての作品撮りの記事にまとめています。
ぜひMiKiMIで相手を見つけて、今年の紅葉を一緒に撮りに行きましょう。



